7月14日(火)、南部(山城北管内)でPCR検査センターが稼働いたしました。
新型コロナウイルス感染症の新規感染者が再び急増しています。現状について専門家は「野球でいうとまだ2回表で新型コロナウイルス側が攻撃している段階」と、長期戦を想定する必要があると指摘。京都府医師会においても検査体制拡充の準備を着々と進めておりましたが、この度、南部PCR検査センターを開設する運びとなりました。
従来通りのドライブスルー方式で、コンテナ(冷房完備)の配置や車との動線、備品の配置等、各センターが共通認識のもと運営が出来るよう工夫いたしました。
当センターは看護師の確保が困難で、出務いただいた先生方お二人に、検体採取と介助業務を交代で実施していただきました。
検査当日は、折からの大雨で普段なら宇治市内から伏見区を一望できる検査センターからの景色はどんよりとした眺めでした。周辺は急勾配な坂道が多いので、車の誘導にはより一層の注意が必要です。
綴喜医師会から森岡稔勝会長に出務いただき合計8名の受検者に対して検体採取、介助業務をそれぞれ首尾よくかつ迅速に実施いただきました。「現地視察の段階からここまで短期間に検査センターが立ち上がるのには大変驚いた。今後も出来る限り協力したい」と力強いコメントをいただきました。
当面は週1回のペースで綴喜医師会および宇治久世医師会の先生方に出務をお願いする予定ですが、感染状況を鑑みてさらなる対応を検討していきます。
つきましてはより一層の会員の先生方のご理解、ご協力こそが何より重要と考えております。引き続きご指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
府医新型コロナウイルス感染症対策チーム