「難病の在宅医療を考える」医療講演会(25.2.23開催)の質問と回答

  「難病の在宅医療を考える」医療講演会(25.2.23開催)の質問と回答 について
 平成25年2月23日に開催しました「難病の在宅医療を考える」講演会における講師:荻野美恵子先生(北里大学 医学部神経内科学 講師)への質問・回答を下記に掲載しましたので、是非ご覧ください。
 「難病の在宅医療を考える」医療講演会(H25.2.23開催)の質問と回答(PDFファイル全4ページ)

『JMAT京都』一次募集のお知らせ

『JMAT京都』一次募集のお知らせ
募 集 要 綱

 
 日本医師会災害医療チーム(JMAT:Japan Medical Association Team)は、主に災害急性期以降における避難所・救護所等での医療や健康管理、被災地病院・診療所への支援、さらに医療提供という直接的な活動にとどまらず、避難所の公衆衛生、被災者の栄養状態や派遣先地域の医療ニーズの把握と対処から、被災地の医療機関への円滑な引き継ぎまで、多様かつ広範囲におよぶと日医では定義されております。
 平成23年の東日本大震災では、全国の医師会より計1,394個隊、延べ6,239名の医師がJMATとして被災地に赴き長期にわたって現地の医療支援を支えました。
 この流れを受けて、府医では平成24年度より災害対策小委員会を立ち上げ、災害時の医療体制整備に向けた検討を重ねた結果、府医において「JMAT京都」を組織し災害医療に関する研修や訓練を行うなど、災害時の継続的な被災地支援に出務いただける医師の確保に取り組むことといたしました。
 つきましては、第1次募集として下記の要件にて「JMAT京都」としてご協力いただける医師の事前登録を開始いたします。多くの先生方に「JMAT京都」の一員としてご登録頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

〔登録対象〕府医会員または、京都府内で勤務する医師
      
〔派遣期間〕原則として2泊3日とし、発災後48~72時間から数週間を想定
〔出務補償〕日本医師会と京都府による補償適応実績あり
       (前回派遣時)→死亡・後遺障害 5000万円、入院日額 15,000円、通院日額 10,000円
〔派遣地域〕当面は京都府全域(今後、県外派遣も想定)
〔申込方法〕勤務先が病院か診療所かでご登録方法が異なりますのでご注意ください。
◇病院勤務の方
  病院からの登録は、原則病院ごとの取りまとめによる登録をお願いしていますので勤務医個々のご登録は受け付けておりません。またインターネットからの登録も出来ません。登録の是非につきましては各病院内にてご確認ください。
◇診療所勤務の方
  診療所からの登録は、登録申請書をFAXにてご送付いただくか下記URLから登録フォームにお進みいただきお申し込みください。
〔登録フォームURL〕
 (P C)https://ssl.formman.com/form/pc/or49KbvnKxdOPcMO/
 (携帯)https://ssl.formman.com/form/i/or49KbvnKxdOPcMO/  
〔登録申請書ダウンロード〕
 URL:https://www.kyoto.med.or.jp/info/wordpress/files/JMAT2013sinsei.doc            
〔募集締め切り〕平成25年8月31日(土)

 【お問合せ】 〒604-8585
        京都市中京区西ノ京東栂尾町6
         京都府医師会事務局 地域医療1課 救急係
         TEL:(075)354-6109 FAX:(075)354-6097  
         E-mail:yoshimoto-j@kyoto.med.or.jp

日医、四病院団体協議会が共同実施する実態調査にご協力を

日医、四病院団体協議会が共同実施する実態調査にご協力を
「特定除外に該当する入院患者実態調査」


 平成24年度診療報酬改定では、一般病棟における長期療養患者の適正化の観点から、一般病棟入院基本料13対1、15対1を算定する病棟に90日を超えて入院する患者を対象とした特定除外制度の見直しが行われたところです。
 現在、次回改定に向けた議論が中医協で行われており、その中で、13対1、15対1の影響調査の検証とともに、一般病棟入院基本料7対1、10対1についても特定除外制度が見直される動きが出ています。
 しかし、中医協に提出されたデータは実数が非常に少なく、必ずしも信頼性が高いわけではないため、より実態に即した状況を把握することを目的に、日本医師会と四病院団体協議会が共同で標記調査を実施することとなりました(日本医師会が、全国の病院から抽出された2060病院に対して、直接調査票を郵送し、7月31日(水)までに返送するよう依頼しています)。
 特定除外制度の議論においては、現場の実情・実態を踏まえた主張が必要であり、患者に不利益な対応とならないようにするためにも、対象医療機関におかれましては、主旨をご理解の上、ご協力を賜りますようお願いいたします。

府医トレセン「第5回T&Aプライマリ・ケアコース」開催のお知らせ

京都府医師会 京都府医療トレーニングセンター
第5回T&Aプライマリ・ケアコース
「救急初療プライマリ・ケア」のお知らせ

 
■京都府医師会 第5回T&Aプライマリ・ケアコース(救急初療プライマリ・ケア)を2013年8月4日(日)京都府医師会館内「京都府医療トレーニングセンター」にて開催いたします。
コース内容
  診療所や救急外来には様々な主訴、様々な疾患の患者さんが日々多数訪れます。症例によっては、初期診断から初期治療介入までを迅速に行わなければ、生命に危険があるもの、機能予後を左右するものもあります。この救急初療プライマリ・ケアコースでは診療所または在宅で発生した致死的疾患を頻度の高いものから順に選びました。致死的疾患・状態のサイン(本コースでいうシビア・サイン)を見極め、後方病院に転送するまでの20分間をスムーズにマネージメントすることを目標にしています。
コースプログラム
       1.オリエンテーションと講義「コース目的、救急初療とトリアージ」
       2.診療所での救急初療
       3.診療所でみるショック、胸痛、発熱・頭痛
       4.在宅でみる なんとなく変
日  程:2013年8月4日(日) 午後1時30分 ~ 午後6時
場  所:京都府医師会館5階「京都府医療トレーニングセンター」
受講資格:京都府医師会会員
募集期間:7月2日(火)~7月21日(日)までといたします。受講決定につきましては、募集期間終了後、詳細を郵送で連絡いたします。
受講者数:18名
 
受講料等:12,000円
         ※受講料等は前払いとし、受講者決定後に振込先を連絡いたします。
申込方法
  京都府医療トレーニングセンターのホームページにあります「開催予定コース」のページにてお申し込みいただけます。
  下記の申込先フォームのURLを直接入力していただいてもお申し込みいただけます。
  ○京都府医療トレーニングセンターURL
             http://www.kyoto.med.or.jp/tracen/
  ○申込先フォームURL
      (パソコン)https://ssl.formman.com/form/pc/JpJfpmjNSAt4OKE3/
      (携  帯)https://ssl.formman.com/form/i/JpJfpmjNSAt4OKE3/    
      
       ※府医会員メーリングリストでもお知らせしております。
●日医生涯教育講座
  ①単位:4単位
  ②カリキュラムコード:2.継続的な学習と臨床能力の保持 8.医療の質と安全 
               15.臨床問題解決のプロセス 16.ショック 19.身体機能の低下
               30.頭痛 32.意識障害 44.心肺停止
●お問い合わせ
    担 当:森 治郎 和田 佳祐
    所在地:〒604-8585 京都市中京区西ノ京東栂尾町6 京都府医師会館 3階
    TEL:075-354-6711
    Mail:fui-toresen@kyoto.med.or.jp
   ※ 選定にあたって受講者多数の場合は、地域や病院でバランスに配慮して選考させていただきます。

鳥インフルエンザA(H7N9)関連情報

鳥インフルエンザ(H7N9)の発生状況等の情報に関しては、厚労省ホームページに随時、掲載されますので下記、
URLよりご参照ください。
また、世界保健機構(WHO)より発信される情報(Q&Aやリスクアセスメント等)の翻訳版については、国立感染症
研究所ホームページに掲載されることとなりますので、随時ご確認くださいますよう、お願いいたします。
厚労省HP 鳥インフルエンザA(H7N9)専用ページ
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9.html
京都府HP 中国の鳥インフルエンザA(H7N9)について
http://www.pref.kyoto.jp/kentai/tori-influenza-top.html
国立感染症研究所HP インフルエンザA(H7N9)特集ページ
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/a/flua-h7n9/3395-n7n9top.html
内閣官房HP 鳥インフルエンザ(H7N9)への対応について
http://www.cas.go.jp/jp/influenza/tori_inf/index.html
公益社団法人 日本産婦人科学会HP
妊娠している、あるいは授乳中の婦人に対しての
鳥インフルエンザ(H7N9)感染に対する対応Q&A

http://www.jsog.or.jp/news/html/announce_20130418.html
その他、関連情報につきまして、以下にて随時掲載しますので、ご参照ください。
【厚生労働省・日医からの通知・事務連絡等】
平成25年 4月16日 厚労省・日医「中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の国内検査体制について(情報提供)」
平成25年 4月23日 内閣官房・日医「新型インフルエンザ等対策特別措置法施行令等の公布について」
平成25年 4月26日 厚労省・日医「感染症指定医療機関における人工呼吸器及び体外式膜型人工肺の保有状況等調査について」
平成25年 4月26日 厚労省・日医「鳥インフルエンザA(H7N9)ウィルス感染事例に対する積極的疫学調査実施要領(暫定版)及び同感染症に関する臨床情報のまとめの送付について」
平成25年 5月 1日 厚労省・日医「鳥インフルエンザ(H7N9)を指定感染症として定める等の政令の施行等について」
平成25年 5月 2日 厚労省・日医「鳥インフルエンザA(H7N9)に関する検疫所の対応について」
平成25年 5月 2日 厚労省・日医「中国における鳥インフルエンザA(H7N9)をの国内検査体制について」の一部改正について
平成25年 5月21日 厚労省・日医「鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染症に対する院内感染対策の送付について」
NEW! 平成25年 5月28日 文科省・日医「鳥インフルエンザ(H7N9)を指定感染症として定める等の政令に伴う学校保健安全法における取扱いについて」

中国における鳥インフルエンザA(H7N9)に係る医療関係者研修会

 
    中国における鳥インフルエンザA(H7N9)に係る医療関係者研修会 
 この度、下記の日程で、中国における鳥インフルエンザA(H7N9)に係る医療関係者研修会が開催される運びとなりましたのでお知らせします。
                   記
   日 時:平成25年4月23日(火)14:30~16:30
  場 所:京都府立医科大学図書館ホール
  主 催:京都府、京都市
  協 力:京都府立医科大学、京都府医師会
  次 第(敬称略):
     1 開 会
     2 「鳥インフルエンザA(H7N9)について(仮題)」
        京都産業大学 鳥インフルエンザ研究センター長 大槻公一
     3 「トリ-ヒト感染のメカニズムについて(仮題)」
       京都府立医科大学大学院医学研究科感染病態学 教授 中屋隆明
     4 「インフルエンザ診療における感染制御について(仮題)」
       京都市立病院 感染症内科部長 清水恒広
     5 「京都府新型インフルエンザ対策計画について(仮題)」
       京都府健康福祉部健康対策課
     6 質 疑
     7 閉 会
 
  定 員:300名(申込み不要)
 

京都府糖尿病対策推進講習会 開催のお知らせ

京都府糖尿病対策推進講習会
(症例検討パネルディスカッション)

 今回の糖尿病対策推進講習会は、多職種連携をテーマに、各職種によるパネルディスカッション形式での症例検討を行います。パネリストだけでなく、参加者からも広くご意見をいただきながら会場全体で議論を深め、症例検討での意見交換・情報共有が各位の日常業務に活かせるものになればと考えております。1月19日に京田辺市商工会館において本講習会を開催したところですが、同内容のものを京都市内および北部でも下記の日程で開催することとなりましたのでお知らせします。
 参加費は無料です。この機会に是非ご参加ください。
【京都市内開催】
 と き    平成25年 4月20日(土)午後2時~4時30分
 ところ     京都府立医科大学附属図書館 合同講義室(図書館ホール)
 座 長    畑 雅之(京都府医師会 理事)
 講師およびパネリスト
        和田 成雄 氏 (和田内科医院院長)
        原島 伸一 氏 (京都大学大学院医学研究科 糖尿病・栄養内科)
        肥後 直子 氏 (京都府立医科大学附属病院 看護師)
        小林 美保 氏 (京都医療センター 看護師)
        櫻井登代子氏 (洛和会音羽病院 薬剤師)
        堀部 尊人 氏 (京都府歯科医師会 学術部委員)
        松本 明子 氏 (京都府立医科大学附属病院 管理栄養士)
        松本 善則 氏 (亀岡市地域包括支援センターあゆみ 介護支援専門員)

【北部開催】
 と き    平成25年 5月11日(土)午後2時~4時30分
 ところ    西駅交流センター(舞鶴市)
 座 長   畑 雅之(京都府医師会 理事)
 講師およびパネリスト
        土井 邦紘 氏 (土井内科院長)
        髙尾 嘉興 氏 (高尾医院院長)
        肥後 直子 氏 (京都府立医科大学附属病院 看護師)
        村上美智子氏 (綾部市立病院 看護師)
        真下 耕治 氏 (みのり薬局 薬剤師)
        中村 公一 氏 (京都府歯科医師会 学術部委員)
        宮崎 順子 氏 (綾部市立病院 管理栄養士)
        山下 宣和 氏 (綾部市社会福祉協議会 介護支援専門員)

 内 容  ①症例提示(2例)
       ②パネルディスカッション
       ③全体討議・意見交換
       ④まとめ 
   →参加申込みはこちら 
 対 象   糖尿病患者に携わる関係職種
    
◆講習会参加者には以下の受講証を発行します。
1.日本糖尿病協会療養指導医取得申請用講習会 受講票(予定)
  歯科医師登録医のための講習会 受講票(予定)
2.日医生涯教育講座          2.5単位 

  (カリキュラムコード:76.糖尿病、73.慢性疾患・複合疾患管理、82.生活習慣、10.チーム医療)
3.日本薬剤師研修センターシール    1単位(京都府薬剤師会会員にのみ発行)
  (病院診療所薬剤師部会会員にはPINK21の1単位が発行されます。)
4.臨床検査技師会研修ポイント(1群)0.5単位
主催:京都府医師会
共催:京都府糖尿病協会・京都府薬剤師会・京都府臨床検査技師会
後援:京都府看護協会・京都府栄養士会・京都府歯科医師会・京都府介護支援専門員会  
※受付票は発行しません。定員以上のお申し込みとなった場合のみご連絡させていただきます。
※公共交通機関にてお越しください。

京都府医療トレーニングセンター「第7回京都府医師会ICLSコース」

■第7回京都府医師会ICLSコース(Immediate Cardiac Life Support)を2013年5月19日(日)京都府医師会館「京都府医療トレーニングセンター」にて開催いたします。
●コース内容 :緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心停止に対する最初の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標としています。講義室での講義はほとんど行わず、実技実習を中心としたコースです。受講者は少人数のグループに分かれて実際の臨床に即したシミュレーション実習を繰り返し、約1日かけて蘇生のために必要な技術や蘇生現場での対応を身につけます。
●コース資料 :受講が決定次第、テキスト「二次救命処置コースガイド」を送付します。
●日  程 :2013年5月19日(日) 午前9時30分~午後5時00分
●場  所 :京都府医師会館5階「京都府医療トレーニングセンター」
●受講資格 :医師および看護師などコメディカルスタッフ(救急医学会認定のICLSコースは主に病院勤務医または救急救命士向けのコースですが、京都府医師会コースは診療所医師等にも受講していただけるようカスタマイズいたします。)
●募集期間 :5月9日(木)まで  受講決定につきましては、詳細を郵送で連絡いたします。
●受講者数 :18名
●受講料等 :受 講 料 13,000円
          テキスト代  2,500円   計15,500円
          ※受講料等は前払いとし、受講者決定後に振込先を連絡いたします。
●申 込 先 :京都府医療トレーニングセンターホームページの「開催予定コース」のページより、
        または、下記の申込先フォームURLへ直接入力していただきお申し込みください。
◇京都府医療トレーニングセンター ホームページ→ http://www.kyoto.med.or.jp/tracen/
◇申込先フォームURL →(パソコン)https://ssl.formman.com/form/pc/RphdbXathhye82IU/
                 (携   帯)https://ssl.formman.com/form/i/RphdbXathhye82IU/
     
●日医生涯教育講座
 ①単位:5単位
 ②カリキュラムコード:8.医療の質と安全 10.チーム医療 16.ショック 32.意識障害 
              42.胸痛 43.動悸 44.心肺停止 45.呼吸困難 48.誤飲 59.背部痛
●お問い合わせ
 名 称: 社団法人京都府医師会「京都府医療トレーニングセンター」
      担 当  森 治郎    和田 佳祐
 所在地:〒604-8585 京都市中京区西ノ京東栂尾町6 京都府医師会館 3階
       TEL:075-354-6711
       Mail:fui-toresen@kyoto.med.or.jp          
  
※選定にあたって受講希望者多数の場合は、地域や病院でバランスに配慮して選考させていただきます。
※昼食の準備はありません。近隣の飲食店を利用してください。

■京都府医療トレーニングセンターとは
 京都府医師会では、医療・介護・福祉に関する生涯教育の一環として、従来の講習や座学だけでなく、シミュレーション・ラボを用いて、知識・技術などすべての医師に必要とされる様々な技能や新しい手技の獲得と修練に資することを目的に平成23年4月に開設しました。研修医、病院勤務医、開業医をはじめ、メディカルスタッフ、医学生、府民・市民にも実践的な訓練を学べる場所として活用していただいております。
 トレーニングセンターには、講義室(45名収容)をはじめ、4つのシミュレーション・ラボ室を備えており、急変対応、救急処置(心肺蘇生法、ICLS、BLS、ACLS)ならびに在宅医療に携わる介護関係者や家族が医療的ケアを学べるよう、人形モデルで再現し、実際に体験していただけます。

医療政策懇談会 開催のご案内

医療政策懇談会の参加案内

-村上正泰氏(山形大学大学院医療政策学講座教授)を招聘-
今後のあるべき医療政策、国の行方について

 先般より、京都医報等でお知らせしている通り、府医では、日々の医師会活動の活性化に資するため、医療政策懇談会を開催し、会員の先生方の医療制度への理解を深める一助となるべき機会を設けております。
 去る9月9日に京都大学大学院人間・環境学研究科教授の佐伯啓思氏を招聘し、「岐路にたつ日本-どうしてこうなったのか」と題してご講演いただき、盛会裡に終了いたしました。
 この度新たに、下記日程にて、山形大学大学院医学系研究科生命環境医科学専攻医療政策学講座教授の村上正泰氏をお迎えし、「わが国の国家的危機と医療政策の行方」と題してご講演いただくこととなりましたので、お知らせいたします。
会員の先生方には大変興味深いものになるかと思いますので、是非ご参加いただきますようご案内申し上げます。なお、講演要旨は下記をご参照ください。

<講演要旨>
なぜこの20年にわたって国家が融解の道をたどり続けてきたのかという観点から、世にはびこってきた「構造改革」論議の陥穽を政策面だけではなく思想的にも振り返りながら、今、再び医療政策の領域でも「新自由主義的」改革復活の兆しが見られる中、今後のあるべき医療政策、更にはこの国の行方を考えていきたい。

    日 時:2月23日(土)講演会:午後5時~6時30分、懇親会:午後6時30分~
    場 所:ホテルグランヴィア京都
    講 師:山形大学大学院医学系研究科生命環境医科学専攻医療政策学講座教授
         村上正泰氏
    演 題:「わが国の国家的危機と医療政策の行方」
    参加費:無料

村上 正泰(むらかみ まさやす)氏 ご略歴
1997年、東京大学経済学部卒。大蔵省(現・財務省)入省、カリフォルニア大学サンディエゴ校国際関係・環太平洋地域研究大学院留学、厚生労働省保険局総務課課長補佐などを経て、2006年7月に退官。厚生労働省出向中に医療制度改革に携わり、医療費適正化計画の枠組みづくりを担当。2010年2月より、山形大学大学院医学系研究科生命環境医科学専攻医療政策学講座教授(現職)。
著書に、『医療崩壊の真犯人』、『高齢者医療難民』(共著)など。

  ※参加申し込みは、下記参加申込書(PDF)ファイルをダウンロードいただくか、
   京都医報2月1日号付録「保険だより」の『参加申込書』をご利用の上、FAX
   (075-354-6097)にて京都府医師会保険医療課までお願いいたします。
       「医療政策懇談会」参加申込書(PDF)

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第10回 京都府医師会 医療安全シンポジウム 開催のお知らせ

第10回 京都府医師会 医療安全シンポジウム


 府医では、府民と医療関係者が、より安全な医療の実現に向けて共に考える場として、年1回、医療安全シンポジウムを開催しております。この度、第10回医療安全シンポジウムを下記のとおり開催いたしますので、医師・看護師・事務職等、職種を問わず多数ご参加ください(本シンポジウムは、一般市民にも公開されておりますので、患者等にも是非、お声掛けください)。申し込みは不要ですので、ご参加いただく場合は、当日、会場へお越しください。
    日 時   平成25年2月17日(日)午後2時~4時30分
   会 場   京都府医師会館
(JR二条駅東ロータリー南隣)3F310会議室
   メインテーマ  「なぜ、すれ違う 患者の立場 医者の立場
                  ~医療機関の現場より 事例紹介~」
   協議テーマ案  (1)救急の現場から(2)薬の効果と副作用(3)手術の説明と実際

 病気を治したい」患者と医者の気持ちは同じです。同じ目的のために協力する両者の間で対立が生まれるのは、なぜでしょうか。患者には患者の、医者には医者の言い分があります。今回のシンポジウムでは、医療機関で実際に起こり得る事例を紹介し、それぞれの立場の違いについて、みなさまの意見も伺いながら、考えてみたいと思います。

   演 者   中谷内一也(同志社大学 心理学部 教授)
         松村 由美(京都大学 大学院医学研究科検査部 准教授)
         山口 育子(ささえあい医療人権センターCOML 理事長)
         齋藤 嘉夫(がん患者サロンうずら 世話人)
         橋本 京三(府医 理事)
   座 長  依田 建吾(府医 医療安全対策委員会 委員長)
         澤  美彦(府医 医療安全対策委員会 副委員長)

   定 員  先着300名(入場無料)
   日医生涯教育講座 ①単位2.5単位 ②カリキュラムコード 1.専門職としての使命感、
         3.公平・公正な医療、4.医療倫理、5.医師-患者関係とコミュニケーション、
         8.医療の質と安全
   ※駐車場に限りがございますので、公共交通機関にてお越しください。
   ※本講習会は「医療に係る安全管理のための職員研修」指定講習会です。
     受講された医療機関には修了証を発行します。
      →案内チラシ(PDF)はこちら