新型コロナウイルス感染症関連情報「第14報」をお知らせします。
これは10月15日号の京都医報「地域医療部通信」として本体に同封して発送いたします。
小児へのインフルエンザ予防接種(任意)の接種回数について
ワクチンの添付文書には「13歳以上のものは1回または2回注射」と記載されていますが、健康な成人の方や基礎疾患(慢性疾患)のある方を対象に行われた研究から、インフルエンザワクチン0.5mLの1回接種で、2回接種と同等の抗体価の上昇が得られるとの報告があります。ただし、医学的な理由により、医師が2回接種を必要と判断した場合は、その限りではありません。
13歳未満の方は、2回接種です。
1回接種後よりも2回接種後の方がより高い抗体価の上昇が得られることから、日本ではインフルエンザワクチンの接種量及び接種回数は次のとおりとなっています。なお、1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合でも、12歳として考えて2回目の接種を行っていただいて差し支えありません。
(1)6カ月以上3歳未満の方1回 0.25mL2回接種
(2)3歳以上13歳未満の方1回 0.5mL2回接種
WHO(世界保健機関)や米国では、生後6か月~8歳まで(9歳未満)が初めて接種を受ける場合は2回接種ですが、翌年からは毎年1回の接種を続けるよう勧めています。9歳以上は初年度から毎年1回接種となっています。
日本でもワクチン不足の年には1回接種をしていた年もありましたが、下記Q&Aをご参照頂き、ご判断いただきます様お願い致します。
厚生労働省インフルエンザQ&A(令和元年11月21日時点)
Q.20:ワクチンは1回接種でよいでしょうか?
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
令和2年度 第1回医療安全講演会 集合研修 受付終了のお知らせ
集合研修形式での受講は定員に達した為、受付を終了しました。
なお、配信動画の視聴については引き続き受付ておりますので、是非お申込みください。
令和2年度の第1回医療安全講演会を「10月24日」に開催いたします。今回は「新型コロナウイルスと医療安全」をテーマに、新型コロナウイルスに関する最新の知見と、最前線で患者対応にあたる医療現場の状況等について講演を行います。
なお新型コロナウイルス感染拡大防止のため定員制(先着順)といたします。特に、専門医共通講習単位を喫緊に必要とされる方は集合研修での受講が付与の要件となりますので、必ず府医会館にて受講ください。その他、聴講のみを希望される方については、集合研修による感染リスクも考慮し後日ビデオ収録した映像を府医ホームページにアップ致しますので極力そちらをご視聴ください。
受講方法 集合研修 又は ウェブ配信の視聴
※集合研修とは府医会館での受講です(但し今回は府医会員のみを対象)。
※ウェブ配信(医療従事者等)は、府医ホームページへの動画配信は開催後1週間程度で、どなたでも視聴いただけますが、配信動画を視聴できない方はDVDを用意しておりますので事務局にお問い合わせください(TEL:075-354-6505)。
申込方法 申込専用ページからお申込みください(先着順)
<申込専用ページ>
https://docs.google.com/forms/d/1h5_PuxL7zWBFeM2ohQHyaqn-3e06IHXT4JcCXIYMHTc/edit 続きを読む
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第1 版)」及び鼻腔検体採取における留意点等について
標記については、第47回厚生科学審議会感染症部会(令和2年9月25日)において議論され、新型コロナウイルス感染症に係る核酸検出検査、抗原定量検査及び抗原定性検査の検体として新たに鼻腔検体を活用することが可能となりました。
なお、これに伴い、「SARS-CoV-2抗原検出用キットの活用に関するガイドライン」(同年6月16日最終改訂。以下「旧ガイドライン」という。)は廃止されることとなりましたので、旧ガイドラインを引用している事務連絡等については、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第1版)」に沿って適切な対応をお願いいたします。
加えて、国立感染症研究所及び国立国際医療研究センター国際感染症センターが作成した「新型コロナウイルス感染症に対する感染管理」が改訂されました。その中では、鼻腔検体採取を実施する場合の感染予防策等についても記載しておりますので、参考にして頂きますよう、お願いいたします。
「新型コロナウイルス蔓延期に在宅療養をされている患者さんとご家族へのお願い」について
本会の地域ケア委員会において、新型コロナウイルス蔓延期に在宅療養をされている患者さんとご家族へ向けて、チラシを作成しました。
会員の皆様にご活用して頂けましたら幸甚に存じます。
これは10月1日号の京都医報に同封して発送いたします。
新型コロナウイルス蔓延期に在宅療養をされている患者さんとご家族へ向けて
「第10回AIDS文化フォーラムin京都」開催のご案内
第10回AIDS文化フォーラムin京都「つなぐ つながる 今できること」と題し、Web配信にて開催されます。
今年度は「HIVから学ぶ、新型コロナ感染症への対応 持続可能な共⽣を⽬指して 新型コロナウイルス対策とエイズ〜変わったことと変わっていないこと〜」というテーマで基調講演を⾏い、その後、対談を⾏います。
詳細は下記チラシのQRコードをご利用ください。
9月27日(日)から「第46回京都医学会」をWeb開催!
今年度46回目を迎える京都医学会は、新型コロナウイルスの情勢を鑑み、全プログラムをWeb開催いたします。
本学会は会員の生涯教育と会員相互の交流をはかる場として昭和50年来毎年開催しており、生涯教育充実の面からも欠かせないものとして定着しておりますが、新たな生涯教育研修の形態として積極的にご視聴いただきますようお願いいたします。
※特別講演、シンポジウムは事前収録しているため、当日ご来館いただいても聴講いただけません。
◆公開期間 令和2年9月27日(日)~10月31日(土)
Web開催サイトURL(https://v2.nex-pro.com/mypage/login/kyoto-igakukai2020)
◆プログラム
一般演題・初期研修医セッション
特別講演「消化器外科領域におけるロボット支援手術の最前線」
講 師/藤田医科大学病院 総合消化器外科 教授 宇山 一朗 氏
座 長/京都府医師会 学術生涯教育担当理事 高橋 滋 氏
シンポジウム「がんゲノム医療の現状と展望~府内の連携体制と医療倫理について~」
総括者/京都大学大学院医学研究科 腫瘍薬物治療学講座 教授 武藤 学 氏
「保険診療下でのがんゲノム医療と課題」
京都大学大学院医学研究科 腫瘍薬物治療学講座 教授 武藤 学 氏
「がんゲノム医療と遺伝医療の連携」
京都大学大学院医学研究科 医療倫理学・遺伝医療学 教授 小杉 眞司 氏
「一般市中病院におけるがんゲノム医療の現況と問題点」
京都桂病院 腫瘍内科 医長 山口 大介 氏
◆単位
9月27日のWeb配信(特別講演:13:00~14:00/シンポジウム:14:00~16:00)をご覧いただいた先生には、下記の研修単位を取得していただけます。(事務局にて視聴記録を確認します)
・日本医師会生涯教座 計3単位
特別講演:CC7.医療の質と安全 1単位
シンポジウム:CC2.医療倫理:臨床倫理 CC10.チーム医療 各1単位
・日本臨床内科医会認定医制度 5単位
※日本臨床内科医会単位をご希望の方は、9月27日(日)午後5時までに事務局にお申し出ください
◆参加(視聴)
公開期間内にWeb開催サイトより新規登録を行うことで参加いただけます。(事前申込は不要)
詳細はこちら →https://kyoto-igakukai.jp/sanka.html
参加費は無料。会員以外の医療関係者・医学生の方のご参加も歓迎いたします。
◆詳細については、専用ホームページでもご覧いただけます。
https://kyoto-igakukai.jp/(第46回京都医学会)
お問い合わせは 京都府医師会 学術生涯研修課まで
TEL 075-354-6104 FAX 075-354-6074
Eメール:gakujyutu@kyoto.med.or.jp
中等症以上の新型コロナウイルス感染症患者に対する診療報酬上の臨時的な取扱いについて
― 救急医療管理加算1が5倍 ―
新型コロナウイルスの感染が継続している状況を踏まえ、中等症の新型コロナウイルス感染症患者の受入れに当たっての臨時的な診療報酬の取扱い(その27/9月15日付)が示されましたので、お知らせします。
1.中等症以上の新型コロナウイルス感染症患者に対する診療について
中等症の新型コロナウイルス感染症患者のうち、呼吸不全を認める者については、呼吸不全に対する診療及び管理(以下、「呼吸不全管理」という)を要することを踏まえ、それらの診療の評価として、呼吸不全管理を要する中等症以上の新型コロナウイルス感染症患者(入院基本料又は特定入院料のうち、救急医療管理加算を算定できるものを現に算定している患者に限る)については、14日を限度として1日につき救急医療管理加算1の5倍に相当する点数(4,750点)を算定できることとすること。
また、呼吸不全管理を要する中等症以上の新型コロナウイルス感染症患者のうち、継続的に診療が必要な場合には、当該点数を15日目以降も算定できることとすること。なお、その場合においては、継続的な診療が必要と判断した理由について、レセプトの摘要欄に記載すること。
2.その他の診療報酬の取扱いについて
(答)差し支えない。
(答)患者の状態に応じて適切に算定されたい。なお、当該患者の状態が呼吸不全管理を要しなくなった場合、「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その19)」(令和2年5月26日厚生労働省保険局医療課事務連絡)1(2)に従って算定されたい。
令和2年度 第1回医療安全講演会 開催のお知らせ
令和2年度の第1回医療安全講演会を「10月24日」に開催いたします。今回は「新型コロナウイルスと医療安全」をテーマに、新型コロナウイルスに関する最新の知見と、最前線で患者対応にあたる医療現場の状況等について講演を行います。
なお新型コロナウイルス感染拡大防止のため定員制(先着順)といたします。特に、専門医共通講習単位を喫緊に必要とされる方は集合研修での受講が付与の要件となりますので、必ず府医会館にて受講ください。その他、聴講のみを希望される方については、集合研修による感染リスクも考慮し後日ビデオ収録した映像を府医ホームページにアップ致しますので極力そちらをご視聴ください。
受講方法 集合研修 又は ウェブ配信の視聴
※集合研修とは府医会館での受講です(但し今回は府医会員のみを対象)。
※ウェブ配信(医療従事者等)は、府医ホームページへの動画配信は開催後1週間程度で、どなたでも視聴いただけますが、配信動画を視聴できない方はDVDを用意しておりますので事務局にお問い合わせください(TEL:075-354-6505)。
申込方法 申込専用ページからお申込みください(先着順)
<申込専用ページ>
https://docs.google.com/forms/d/1h5_PuxL7zWBFeM2ohQHyaqn-3e06IHXT4JcCXIYMHTc/edit 続きを読む
新型コロナウイルス感染症対応下での医業経営状況等の アンケート調査について(ご依頼)
今般の新型コロナウイルス感染症は、我々に大きな課題を突き付け、社会を一変させました。多くの国民から医療従事者に求められる期待は日ごとに増す一方で、医療従事者は疲弊し、医療機関はかつてないほどの経営難に陥っていると言われています。
すでに多くの団体が調査を実施し、医療機関の厳しい経営状況が浮き彫りとなっていることから、国においても、緊急支援策として補正予算を組み、対処しているところです。
しかしながら、この支援が十分に行き届いているとは言えず、京都府医師会といたしましても、先生方のご負担とならない範囲で、下記のアンケートを実施させていただき、実際の状況を把握いたしたく存じます。
つきましては、下記「調査の概要」をご確認いただきまして、可能な範囲でご回答いただければ幸いです。
なお、調査結果については、メディアを通じて社会に伝える(アピールする)こともございますので、予めご了承ください。
ご多用のところ、誠に恐れ入りますが、ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対応下での医業経営状況等のアンケート調査の概要
1.目的
新型コロナウイルスの感染拡大にともなう医療機関の経営状況等を把握し、さらなる会員サービスの向上に資するため、医療機関に負担をかけないよう配慮したうえで、本年4月診療分から7月診療分までの診療報酬の減額割合などをお伺いいたします。
2.対象
府内の全病院及び府内A会員の医療機関を無作為抽出しております。
府医ML及びFAX情報に登録されている医療機関にも依頼しておりますので、重複した場合は1回のみお答えください。
3.ご回答方法
下記よりダウンロードできる調査票にご記入のうえで、FAX(075-354-6097)又はメール(hoken@kyoto.med.or.jp)にてご返信ください。
【調査票(Word形式)】
4.ご回答期限
10月9日(金)
5.問い合わせ先
京都府医師会保険医療課(電話:075-354-6107)
6.注意事項
調査結果については、メディアを通じて社会に伝える(アピールする)こともございますので、予めご了承ください。