総務関係

紅麹を含むいわゆる健康食品を喫食した者に係る診療について

小林製薬株式会社が製造した紅麹を含む特定のいわゆる健康食品を摂取した者で健康被害が多数報告されていること等から、行政窓口においては、相談者の身体に明らかな異常がない場合であっても、当該製品の喫食歴から何らかの不安等があるときには、医療機関等の受診を案内する等の対応が講じられているところです。

 今般、当該患者の診療について厚労省より疑義解釈が示されましたのでお知らせします。

 

問1 「紅麹を含むいわゆる健康食品の取扱いについて(令和6年3月26日付け健生食監発0326第6号)」に基づき、紅麹を含むいわゆる健康食品について食品衛生法(昭和22年法律第233号)第59条に基づく廃棄命令等の措置が講じられたこと、及び「小林製薬株式会社が製造した紅麹を含む食品等にかかる健康相談について」(令和6年3月29日付け厚生労働省健康・生活衛生局食品監視安全課事務連絡)により、当該製品の喫食歴から何らかの不安等がある場合には、医療機関等の受診が案内されていることを踏まえ、当該製品を喫食した者であって、無症状の患者に対する診療(検査等を含む。以下同じ)を、喫食歴等から医師が必要と判断し、実施した場合は算定できるか。

(答)無症状の患者に対する診療であっても、喫食歴等から医師が必要と判断し、実施した場合は算定できる。

 

<参考>

【廃棄命令措置対象食品】

 1.紅麹コレステヘルプ(45粒15日分、90粒30日分、60粒20日分)

 2.ナイシヘルプ+コレステロール

 3.ナットウキナーゼさらさら粒GOLD

 

【紅麹サプリに関する小林製薬の相談窓口】

  通信販売(健康相談・返品) 0120-585090

  店頭など(健康相談)    0120-880220

 

【紅麹使用製品に関するお問い合わせ窓口】(消費者庁、厚生労働省合同コールセンター)

  電話:03-3595-2760(受付時間:9時~21時 土日・祝日も実施)

 

 

 なお、当該製品の摂取による健康被害が疑われる場合は、患者のお住まいの地域を管轄する医療衛生センター、保健所にご相談ください。

◇京都市内

医療衛生センター 電話番号 担当行政区
 北東部方面担当 075-746-7211  北区・上京区・左京区・東山区
 中部方面担当 075-746-7212  中京区・下京区
 南東部方面担当 075-746-7213  山科区・南区・伏見区
 西部方面担当 075-746-7214  右京区・西京区

 

◇京都府(京都市を除く)

保健所名 電話番号 市町村名
 乙訓保健所 075-933-1241  向日市・長岡京市・大山崎町
 山城北保健所 0774-21-2912  宇治市・城陽市・八幡市・京田辺市・久御山町・ 井手町・宇治田原町
 山城南保健所 0774-72-4302  木津川市・笠置町・和束町・精華町・南山城村
 南丹保健所 0771-62-4754  亀岡市・南丹市・京丹波町
 中丹西保健所 0773-22-6382  福知山市
 中丹東保健所 0773-75-1156  舞鶴市・綾部市
 丹後保健所 0772-62-1361  宮津市・京丹後市・与謝野町・伊根町

 

 

ワークライフバランス塾in京都「これでわかる!あなたの働き方改革」のご案内

 京都府医師会ワークライフバランス委員会主催の「ワークライフバランス塾in京都」を、3月16日(土)14時から開催(ハイブリッド開催・事前申込制)いたしますので、ご案内いたします。

 土曜日のお昼間の時間ですが、多くの方々のご参加をお待ちしています。

 詳細はご案内チラシをご確認ください。

 

 ・お申込みはこちら ⇒【申込フォーム】

 

 ・ワークライフバランス塾in京都「これでわかる!あなたの働き方改革」【案内チラシ】

 

 

【企画者のことば】

 いよいよ2024年4月から開始される「医師の働き方改革」ですが、ご自身の生活にどのような影響があるか、実際にどう変化するのか、まだ見えてきていない方が多いのではないでしょうか。

 今回、京都府医師会では、この新制度の中で医師として成長、活躍していただくために、理解を深める講演会を企画しました。

 基調講演1,2では制度面をはじめ、研修医、専攻医、大学院生、病院勤務医、そして救急外来の体制に起こる変化について解説します。

 パネルディスカッションでは、実際に影響を受ける若手から中堅医師、大学院生にご登壇いただき、所属施設での対応や今後課題になることについて考えます。

 本講演を聞いていただくことで、4月以降の大きい変化に対応する力をつけていただくことができれば幸いです。

 

                          京都府医師会 理事 堀田祐馬

 

 

 

 

 

ワークライフバランス塾in京都「どうする!?男性医師の育休」のご案内

 京都府医師会ワークライフバランス委員会主催の「ワークライフバランス塾in京都」を、
3月19日(日)13時から開催(Web開催・事前申込制)いたしますので、ご案内いたします。

 今回のテーマは、「男性医師の育休」で、取得される当事者はもちろん、上司や同僚の立場の方にぜひ聞いていただきたい内容となっています。
 男性の育休について、積極的に取り組まれている施設やグループがある一方で、制度があるのは知っているが、よくわからないし、言い出しにくそう」「うちの診療科では、まず無理だろう」という声もあるのが現状ではないかと思います。
 そこで今回は、
①男性医師の育休の現状について理解する
②先進的に取り組んでいる施設から学ぶ
③取りたい人が取れる世の中にする方法を考える
の3つを目的として企画いたしました。

 【基調講演】では、昨年大きな法改正が行われ、厚生労働省ホームページを見てもすぐにはわかりにくい最新の事情を、京都府立医科大学 内分泌代謝内科学 岡田博史先生に、まとめてレクチャーいただく予定です。
 【特別講演】では、医局をあげて男性育休取得を推進されている、長崎大学 心臓血管外科 三浦崇教授 佐世保中央病院 心臓血管外科 北村哲生医師に、マネジメントする立場、実際に育休を取得された立場それぞれからご経験を講演いただきます。
 【ディスカッション】では、「男性育休は希望者取得?原則取得?上司/部下、どちらからどう切り出す?」、「雇用形態的に育休が取得できない人への対応は?」、「男性医師による育休の質、どう考える?」、「現場に残って支える人たち、上司はどうケアする?」、「まずは家庭内での相談が重要!夫婦のコミュニケーション、どうしていますか?」など、現実に即した本気の意見交換を期待いただけると思っています。

 日曜のお昼間の時間ですが、多くの方々のご参加をお待ちしています。
 詳しくは以下よりご覧ください。何卒よろしくお願い申し上げます。

参加申込フォーム
ワークライフバランス塾in京都「どうする!?男性医師の育休」チラシ



       ワークライフバランス塾in京都「どうする!?男性医師の育休」

開催日 2023年3月19日 (日) 13:00-15:00

テーマ どうする!?男性医師の育休

◆基調講演 「パパ育休~育児・介護休業法が改正~」
 京都府立医科大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝内科学 助教 岡田 博史氏

◆特別講演
「長崎大学心臓血管外科における育休取得のこころみ」
       長崎大学病院 心臓血管外科 教授 三浦 崇氏

「男性心臓血管外科医の育休経験」
     佐世保中央病院 心臓血管外科 医長 北村 哲生氏

【座長】
   医師のワークライフバランス委員会 委員長 若園𠮷裕氏

◆総合討論
【コメンテーター】
  京都府立医科大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝内科学 助教 岡田 博史氏
  長崎大学病院 心臓血管外科 教授 三浦 崇氏
  佐世保中央病院 心臓血管外科 医長 北村 哲生氏
  京都大学大学院医学系研究科 放射線医学講座 木戸 晶氏
  河北総合病院 麻酔科 医長 吉田 千寿氏
【座長】
  京都医療センター 総合診療科・感染症科 科長 小田垣 孝雄氏
【ファシリテーター】
  京都府医師会 理事 堀田 祐馬氏

◆主催  京都府医師会 医師のワークライフバランス委員会

応招義務をはじめとした診察治療の求めに対する適切な対応の在り方等について

応招義務をはじめとした診察治療の求めに対する適切な対応の在り方等について

 医師法第19条第1項に定めるいわゆる医師の応招義務に関連して、これまで「病院診療所の診療に関する件」(昭和24年9月10日付医発第752号厚生省医務局長通知。以下「昭和24年通知」という。)等において、医師や医療機関への診察治療の求めへの対応等に関する行政解釈が示されていたところです。
 その後、現代においては、医療提供体制の変化に加え、勤務医の過重労働が問題となる中、医師法上の応招義務の法的性質等について、改めて整理する必要性があること、また、現代の医療は、個人の医師のみならず医療機関を含む地域の医療提供体制全体で提供されるものという前提に立つと、医師個人のみならず、医療機関としての対応も含めた整理の必要性があること等が指摘されておりました。
 このため、「医療を取り巻く状況の変化等を踏まえた医師法の応召義務の解釈に関する研究」において、上記諸点に立った検討が行われ、その報告書が取りまとめられました。
 今般、厚労省では報告書の内容を踏まえ、医師法第19条第1項等の法的性質を明確にするとともに、どのような場合に診療の求めに応じないことが正当化されるか否か等について整理し、同省医政局長より通知が示されました。
 なお、過去に発出された通知、行政解釈との関係については、今回の通知の趣旨に鑑み、今後は基本的に本通知が妥当するものとされておりますので、会員各位におかれましてもご了知おき頂きますようお願い申し上げます。

 本通知書(PDF/A4・5頁)

【報告書:医療を取り巻く状況の変化等を踏まえた 医師法の応召義務の解釈に関する研究について】

平成30年度 京都府立医科大学附属病院 病診連携懇談会の開催について

平成30年度 京都府立医科大学附属病院 病診連携懇談会の開催について

 
 私ども地域医療連携室は、地域の医療機関の皆様のご理解ご協力をいただきながら、診療予約サービスや退院支援などにおきまして、少しずつではございますが成果を積み重ねてまいりました。今後もより良い連携の実現に向け、より一層努力致す所存でございます。
 地域の医療機関の皆様との「病診連携・病病連携」を円滑に進めるためには、「顔の見えるお付き合い」が何より重要であると考え、下記の通り病診連携懇談会を開催させて頂きます。ご多用中とは存じますが、ぜひともご出席賜りますようお願い申し上げます。

  ●日時・場所
    平成31年3月16日(土)午後3時から(受付:午後2時30分から)
     1部 病診連携懇談会
        場所 京都府立医科大学附属図書館 図書館ホール
        住所 京都市上京区清和院口寺町東入中御霊町410番地
     2部 意見交換会(午後5時から)
        場所 KKRくに荘
        住所 京都市上京区河原町荒神口上る東入東桜町27-3
  ●1部内容
    (1) 病院長あいさつ
    (2) 院内講師の講演:
      1.「放射線治療の地域連携」:放射線科:相部 則博 助教
      2.「緩和医療の地域連携」:疼痛・緩和ケア科:天谷 文昌 准教授
      3.「化学療法の地域連携」:消化器内科:石川 剛 講師
    (3) 院外講師の講演:
        「かかりつけ医と病診連携」:京都府医師会理事 角水医院 角水正道院長
    (4) 地域医療連携の取り組み
  ●参加費 無料
  ●主催 京都府立医科大学附属病院
  ●後援 京都府医師会
  *案内(A4/PDFファイル)はこちら

平成29年度京都府立医科大学附属病院 病診連携懇談会の開催について

京都府立医科大学附属病院からのお知らせ
平成29年度京都府立医科大学附属病院 病診連携懇談会の開催について

 京都府立医科大学附属病院地域医療連携室では診療予約サービスや退院支援に取り組む中で、地域の医療機関の皆様のご理解ご協力をいただきながら、少しずつではございますがその成果を上げてまいりました。地域医療機関の皆様からご意見をいただきつつ、より良い連携に向けて、日々努力致しております。
 地域の医療機関の皆様との連携を更に強化するため「病診連携・病病連携」を重要な柱としており、そのため「顔の見えるお付き合い」は何より重要であると考えて、下記より病診連携懇談会を開催することといたしましたので、ご案内申し上げます。

  ● と き・ところ
    平成30年2月17日(土)午後3時から(受付:午後2時30分から)
      1部 病診連携懇談会
       場所 京都府立医科大学付属図書館 図書館ホール
       住所 京都市上京区清和院口寺町東入る中御霊町410番地
      2部 意見交換会(午後5時より)
       場所 KKR くに荘
       住所 京都市上京区河原町荒神口上る東入る東入東桜町27-3
  ● 1部内容
     (1) 病院長あいさつ
     (2) 講演1:京都府医師会副会長 濱島医院 濱島高志院長
          テーマ「地域医療における特定機能病院から診療所、そして医師会の役割」
     (3) 講演2:京都府立医科大学附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 平野 滋 教授
          テーマ「嚥下障害の予防と治療」
     (4) 地域医療連携の取り組み
  ● 参加費  無料
  ● 主催  京都府立医科大学附属病院
  ● 後援  京都府医師会

ご参加には事前の申込が必要です。
申込書とアンケートをご記入いただきFAXでお送りください。
申込書とアンケートは以下よりダウンロードしていただくか、お電話いただけましたら送付いたしますので下記までお問い合わせください。
申込書・アンケートのダウンロードhttps://goo.gl/6TbFFi(大文字小文字区別)
TEL 075-251-5286 / FAX 075-251-5241
(担当:地域医療連携室 藤本)

          

日医「第4回医師主導による医療機器開発のためのニーズ創出・ 事業化支援セミナー」のお知らせ

日本医師会
「第4回医師主導による医療機器開発のためのニーズ創出・事業化支援セミナー」

 日本医師会では、医療現場における医師のニーズに基づくアイデアより、医療機器が生まれることが多いことから、この度、「医師主導による医療機器開発のためのニーズ創出・事業化支援セミナー」を開催します。
 本セミナーでは、様々なアイデアを持つ医師と機器の開発を担う事業者とが緊密に連携しながら機器開発を進めていくことが重要であるとの認識の下、医師会員を中心に非会員、工学系研究者、弁理士会、及び自治体等にも参加を呼びかけて、国の医療機器開発の促進に向けた方策とあり方について識者を交えて展望するとともに、支援窓口において個別相談を行うことやセミナー参加企業との交流を図っていただくものです。
 参加をご希望の方は、以下の開催プログラムをご参照のうえ、日本医師会総合政策研究機構に、直接お申し込みください。
         と き 平成28年11月26日(土)午後1時~午後5時
         ところ ホテルオークラ神戸
(兵庫県神戸市中央区波止場町2-1)
      ◆開催プログラム(A4サイズ・PDF)
            ↓
        
      
  
 

日医「マイナンバー研修会(動画)」の日医ホームページへの掲載について

 

 「マインナンバー研修会(動画)」の日本医師会ホームページメンバーズルームへの掲載について

 日医では,「マイナンバー研修会」を開催いたしました。
 本研修会の状況は日医ホームページのメンバーズルーム(http://www.med.or.jp/japanese/members/flv_movie/150826mn/)
にて,動画が掲載されます。
 より多くの会員に聴講いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
  

 ネパール大地震被害救援活動等への支援金のお願い

                 ネパール大地震被害救援活動等への支援金のお願い
 日医は、4月25日に発生したネパール大地震の甚大な被害に対する支援として、現地で緊急支援活動を行っているAMDA等を通じて支援を行う予定です。
 そのため日医より全国の医師会に対して支援金の要請が出されました。これを受け、府医としてもネパール大地震被害救援活動等への支援を会員各位に呼びかけるところです。
 つきましては、本趣旨にご賛同いただき、ご協力についてご高配賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
 なお、支援金の振込口座は下記のとおりです。
                         記
  銀行名:京都銀行 本店
  口座番号:普通預金 4066032
  口座名義:一般社団法人 京都府医師会  
  受付期間:平成27年7月31日まで

  
  *受付終了後、府医で集約し日医へ送金いたします。
  ※手数料は各自ご負担願います。
  ※個人でご寄付いただいた方は、税務上の控除対象とはなりません。
  ※法人(医療法人等)でご寄付いただいた場合、損金算入が認められております。

医療法に基づく立入検査の実施について及び立入検査実施要綱の一部改正

医療法に基づく立入検査の実施について及び立入検査実施要綱の一部改正


 厚生労働省は今般、平成24年度の医療法第25条第1項に基づく“立入検査の実施について”及び“立入検査実施要綱”の各通知を一部改正しました。それぞれの主な改正点は下記の通りです。
 
 全文(PDF)は以下をご覧ください
   ↓
  前文
  ○医療法第25条第1項の規定に基づく立入検査要綱
  ○第1表(施設表)
  ○第2表(検査表)
  ○検査基準(項目番号1-2)(項目番号3-6)
  ○耕造設備基準
    1 病室等
    2 放射線装置及び同使用室
             
  〔別紙〕 常勤医師等の取扱いについて
  新旧対照表

  
【立入検査の実施について】
 「Ⅲ.最近の医療機関における事件等に関連する事項について」において「シ.医療機関における個人情報の適切な取り扱いについて」の項目が追加された。
【立入検査実施要綱】
・療養病床に関する経過措置が延長された。
・地域主権改革一括法の施行に伴い医療法に規定する人員基準・設備基準等が都道府県の条例で定めるもの とされた。
・別紙「常勤医師等の取扱いについて」への育児・介護休業法に基づく労働時間の短縮措置が講じられてい る者の取扱いが追加になった。