【重要】「東北地方太平洋沖地震」への支援体制の構築について

「東北地方太平洋沖地震」への支援体制の構築について
~出務医師の募集~

会員各位
3月12日午後2時半に京都府医師会「東北地方太平洋沖地震」対策本部を設置いたしました。
ご承知のように、全国から、自衛隊、警察官、消防士などが続々救出活動に集合いたしております。また、医療面では、被災地の被害は甚大で、ライフラインの確保が困難な中、懸命の医療活動が行われていますが、全国からDMATが派遣され救命活動に参加しておられます。京都からも二陣に分かれ、計6チームが被災地に向かっております。
このような状況下で、府医としてできる事を本日の会議で検討しておりました。被災後数日は、まさに緊急事態であり、医師会としてお手伝いできる事は少ないのですが、今後の事も含め二点緊急でお願いを申し上げます。
1.「検視医」の募集
14大都市の災害協定により、仙台市医師会から「多数の死者の検視が必要であるが、医師が足りないので、政令都市からの派遣をお願いしたい」との要請がありました。大災害時の検視は、警察官が付き添いのもとでの、圧死、水死、焼死などの判断だけが求められるとの事です。
2.「亜急性期・慢性期診療医」の募集
今後必要な医師会での対応は、急性期を過ぎた時期の被災者に対する医療体制の確保です。大津波で多くの診療所も被災しておられると思います。糖尿病や、高血圧、不眠、感冒などの内因性疾患に対する治療が1~2ヶ月間必要となります。
【募集要領】
 ・「1.」「2.」ともに、現時点では出向地は未定です。
 ・被災地への出発は最短で3月17日(木)以降となります。
 ・2泊3日での交代制となります。
 ・防寒具・衣類等、身の回り品、ご自身用の医薬品等につきましては、ご自身でご用意ください。
 ・食事、寝袋は府医で調達いたします。
※当該地へのアクセスが確保できませんと話が進みませんので、行政との間でアクセスが確保できた場合という条件がつきますが、可能な方の登録をお願いいたします。後日、事務局より調整のご連絡をさせていただきます。
※応募いただく際には、
 ①「1」または「2」の種別
 ②氏名
 ③生年月日
 ④地区
 ⑤常時連絡の取れる連絡先(携帯電話等)
 ⑥所属医療機関
 ⑦専門科目
 を記載のうえ、京都府医師会「東北地方太平洋沖地震」対策本部宛(下記参照)にFAXまたはメールにてご連絡お願い申し上げます。
申込書はこちら→募集文書
【送付先】 京都府医師会 「東北地方太平洋沖地震」対策本部(事務局:地域医療1課)
〒604-8585 京都市中京区西ノ京栂尾町3-14 
TEL:(075)354-6109  FAX:(075)354-6097
E-mail:kma26@kyoto.med.or.jp

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